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LEAF to FOREST β版

コンセプト

日産自動車株式会社が2010年12月に発売した電気自動車「日産リーフ」は、ガソリン車と異なり走行中にCO2を排出しません。つまり、ガソリン車に乗っていた場合平均的に排出されるCO2が、日産リーフに乗り変えることで走れば走るほどCO2削減につながるようになります。そこで日産自動車は、日産リーフが走行し削減したCO2を各リーフオーナーから集約し、国内クレジット制度(国内削減量認定制度)を活用しCO2を売却するファンド「日産ゼロエミッションファンド」を6月11日に立ち上げました。このファンドによって生まれる売却益はリーフオーナーに還元します。その一部を活用し森林保全活動に活用するためのプロジェクト、それがLEAF to FORESTです。

日産LEAFについての詳細はこちら

アクション

LEAF to FORESTは活動の足がかりとして、森林保全活動団体である一般社団法人more treesと協働で関東近郊に「リーフの森」を立ち上げます。日本は国土の40%が人工林であり、現在多くの人工林が放置され荒れています。LEAF to FORESTは、そうした人工林を対象に森林保全活動を実行します。走行時にCO2を排出しない日産リーフで「リーフの森」を訪れてみれば、これまで意識していなかった森の息吹を感じることができるでしょう。
ぜひお楽しみに。

一般社団法人more treesについて

more trees(モア・トゥリーズ)とは、その名のとおり「もっと木を」というコンセプトのもと、音楽家 坂本龍一の呼びかけによって設立された森林保全団体です。今回のプロジェクトでは、国内クレジット制度活用のためのアドバイザーとしてのみならず、持続可能な「リーフの森」づくりを実現するために現地との交渉や森づくりスキームの提供などを行っています。

LEAFの森

2012年度対象地域:

山梨県丹波山村、山梨県小菅村、山梨県道志村

この3つの村はそれぞれが関東圏の水源地帯です。道志村は、横浜市が取水している道志川の水源がある地域。小菅村には多摩川の水源があり、東京都に水を供給しています。そして、丹波山村もまた東京多摩川の水源地帯として古くから知られてきました。どの村の水源地帯にも、豊かな森林が広がっています。しかし近年過疎化が進み、人工林も多く見られるこれらの森が荒廃しつつあります。そこで、LEAF to FORESTの活動対象地としてこの3つの村を選定し、関東圏の水源地帯を守り育む「リーフの森」づくりをスタートさせます。

小菅村Web http://www.vill.kosuge.yamanashi.jp/ 丹波山村Web http://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/ 道志村Web http://www.vill.doshi.lg.jp/ 

※地図上では各村役場の場所を表示しています。

今後の展開

LEAF to FORESTでは、今後のクレジット売却益に応じて「リーフの森」を地元の住民との連携を深めながら全国に拡大していきます。ファンドに参加しているリーフオーナーの皆さまにとって、より楽しく、より環境に貢献し、より持続可能な社会構築を具現化できる活動拡大に今後も取り組んで参ります。

なお、本サイトは、今後、アクションの進捗を把握したり、森の可能性について知ることができるWebサイトとして発展していく予定です。こちらもぜひお楽しみに。